いつもの休日を楽しい釣りライフへ

【ロックフィッシュ入門編】アイナメを釣ってみよう!おすすめタックル紹介とポイントの選び方、アクション解説

2021/08/20 (ライター:sastak)

身近な堤防でも手軽に狙えロックフィッシュの中でも大型化するアイナメ。 

全国各地に分布しており、特に東北・北海道エリアでは50UPも狙えます。 

引きも強烈で針にかかった瞬間に岩などから離さないとそのまま切られてしまうことも・・・

パワーのあるタックルでの強引な駆け引きが癖になるターゲットです。 

そんなアイナメの釣り方入門編を今回はお伝えします。 

 

目次

  1. アイナメとはどんな魚?
  2. バスタックル流用でもOK!アイナメ狙いのタックル選び
  3. おすすめ入門ロッド&リール
  4. おすすめワーム
  5. 漁港でアイナメを狙ってみよう
  6. アイナメの誘い方、アクション解説
  7. おねがいと注意点

 

1.アイナメとはどんな魚?

アイナメはロックフィッシュの中でも人気のターゲット。 

最後まであきらめない強烈な引きと、食べでも非常に美味で釣り人を魅了しています。 

よく釣れる季節は春から初夏と冬がおすすめです、特に産卵のため浅場に接岸する冬は大型が狙えます。 

それ以外の季節も釣れますが適水温が8~15度程度なので、真冬の水温8度以下と真夏から秋の20度を超える時期は、アイナメが深場に移動してしまうので浅場に居る個体数が減ります。 

岸から釣るのが難しくなる時期もありますが、場所や釣り方を工夫すれば通年釣れるので挑戦してみましょう

 

2.バスタックル流用でもOK!アイナメ狙いのタックル選び方

①ロッド&リール

まずはロッド選びですが、堤防ではバスタックルのM~MHクラスのパワーがあればOK、もしお持ちであればまずはチェレンジしてみましょう。 

これから買う方は専用ロッドがおすすめ、各メーカーからコスパモデル~ハイエンドモデルまで揃っていますので、好みに合わせて購入してください。 

リールは一気に障害物から引き剝がすパワーが必要です。

スピニングであれば2500~C3000が丁度よく、ベイトリールもハイギア+ハイパワーなものがおすすめです。

 

②スピニングタックル、ベイトタックルのメリット、デメリット

スピニングタックルは繊細なアクションと軽いシンカーを使えるのがメリット。

漁港は人の出入りが多く魚もスレていることがあります。 

そんな状況ではラインをできるだけ細く、ルアーやシンカーも小さくすることで釣果につながることが多いです。 

デメリットとしては、糸を細くすると障害物で切れてしまい、大物を逃してしまうかもしれません。 

ベイトタックルはそのパワーが最大のメリット、テトラポットや岩などの障害物から一気に引きはがし大物もキャッチできます。 

糸も太いものが使用できるので、岩などへの擦れにも強く大物を狙うには欠かせません。

デメリットはその特性ゆえに細い糸や軽いシンカーが使いづらく、魚がスレた状況では不利な場合もあります。 

 

③ライン

スピニングタックルではPEライン0.8号前後がおすすめ、リーダーはちょっと太めで8lb~12lb程度が安心です。 

ベイトタックルはフロロカーボンの16lb前後が定番です。

PEラインを使う場合は1.5~2号にリーダーは16lb以上を使いパワーファイトで一気に勝負をつけましょう。

 

④ルアー

アイナメを釣る場合は基本的にワームを使います。

甲殻類系のホッグ、小魚系のシャッド、万能なカーリーテールの3種のワームが定番。

その場所、季節のベイトに合わせて選んでみましょう。

サイズは漁港であれば3インチ前後の小さなものがおすすめ。

朝、夕方のマズメ時には4インチ以上のワームで一発大物を狙うのも面白いです。

 

⑤フック&シンカー

フックは根がかりしにくいオフセットフックがマストです。

アイナメは噛む力が強いので太軸のフックがおすすめ、サイズはワームに合わせて選びましょう。

シンカーはバレットシンカーかフリーリグ用のシンカーが定番です。

スピニングでは3.5g~10g、ベイトでは7g~24gを揃えると良いでしょう。

とにかく消耗の激しい釣りなので予備は多めに持参してください。

 

⑥ライフジャケット&小物

堤防でも釣りをする際はライフジャケットを着用することをおすすめします。

あとは針を外す際のプライヤーがあると便利です。

大型のアイナメは1kgを超えるものが釣れるので、ランディングネットもあると安心でしょう。

 

3.おすすめ入門ロッド&リール

これから始める方におすすめの入門タックルを紹介します。 

長さや強さを参考にしていただいて、各メーカーの商品も見てみましょう。

好みの一品を探してみてください。 

 

【シマノ】ハードロッカーBB S76ML

ロックフィッシュロッドの入門モデル。

繊細なアクションと適度な遠投性を持っており、漁港のタフな魚をターゲットにするならば最適な一本です。

 

【ダイワ】 ハードロックX 86MHB

重量級のリグの遠投性能と障害物から一気に引きはがすパワーが魅力。

大物狙いで勝負するならこちらがおすすめ。

 

【シマノ】21ナスキー c3000

入門機の価格帯ながら沢山の機能を搭載したハイバリューモデル。

ギア剛性や防水性も高いのが特徴です。

 

【ダイワ】19タトゥーラTW

高い基本性能とタフさがコンセプトなリールです。

右巻きと左巻きのモデルがあるのでお好みで選んでみましょう。

 

 

4.おすすめワーム

アイナメなどのロックフィッシュ用に販売されているものもありますが、バス用のワームもお勧めです。 

3インチ前後のものでホッグ、シャッド、カーリーテールなど色々そろえてみましょう。 

 

【バークレイ】パワーホッグ 

3インチサイズを中心に大物狙いはには4インチでもOK。 

岩やテトラポットのそばに落とし、カニをイメージして動かしてみましょう。 

 

【ケイテック】スイングインパクト 

バス用ワームですがアイナメにも威力を発揮します。 

コスパ優秀ですし、サイズラインナップの多さも魅力です。   

 

【エコギア】熟成アクア ミルフル 

汁系ワームです、使用の際は液漏れに注意してください。(別途防水ケースなどで保管推奨) 

管理はちょっと面倒ですが、かなり釣れますのでとりあえず一匹釣りたい時などはこれがおすすめです。 

 

【デコイ】キロフック ワーム17 

ワームのホールド性と障害物回避性能が良く、軸の太さもちょうどいいです。 

ロストの多い釣りですのでこの価格でこの性能はおすすめできます。 

 

【デコイ】バレットタイプ DS-5 

糸を通す穴にはチューブが通してあるなど値段と品質のバランスがいい商品。 

ラインナップも3.5g~14gと堤防で使うにも丁度いいです。 

 

5.漁港でアイナメを狙ってみよう

タックルを揃えたら早速釣りに行ってみましょう。 

堤防で手軽に狙えますが、ポイント選びやアクションにはちょっとしたコツがあります。 

①意外と足元が肝心 

アイナメにしてみれば防波堤と地面の接点は格好の隠れ家、さらに堤防周辺には岩が敷き詰められているのでそこにもアイナメは潜んでいます。 

多くの人が狙うのでスレている魚も多いですが、釣りやすいポイントですので丹念に狙ってみましょう。 

意外な大物が釣れることも多くあなどれません。 

 

②海藻

堤防や岩についた海藻や沖に点在する海藻も絶好のポイント。 

海藻にはアイナメの餌になる甲殻類や小魚が集まるので、アイナメの餌場になっていることが多いです。 

海底に生えている海藻以外にも魚がついていることがあるので、しっかり探ってみましょう。 

 

③テトラポット

根魚狙いの定番ポイント、テトラポットの隙間や周辺に崩れ落ちているテトラポットを狙いましょう。 

糸がすれて切れやすいポイントなので、フロロカーボンラインで攻略するのがおすすめ。 

PEラインで狙う場合はテトラから少し離れた周辺をうろついている個体もいるので探ってみましょう。 

 

④ブレイク

一気に深くなる場所や、局地的に掘れている場所もいいポイントです。 

重めのシンカーでおもいっきり遠投して、ゆっくり地形を感じながらルアーを動かして見てください。 

ブレイクを見つけられればハイプレッシャーな場所でも貴重な一匹を手にできるでしょう。 

 

6.アイナメの誘い方、アクション解説